The Scent Of A Camel Lights
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傷跡
今朝のニュースで、確か岡山だったと記憶しているが12歳の小学生が同級生をナイフで刺すという事件が起きたと報道していた。

この事件に限らず、あちこちで似たような事件が頻発している。

社会の一般常識って量りにかけたら、こんなことは起こるわけがない異常なこと、それが起きるのは世の中が病んでるからなんだとかいう意見が普通なんだろう。
でも、小学生だからとか、子供だからとかそんな事は関係ない。


俺が中学生の時。
前の方の席にいた俺に、後ろからちょっかいを出してきた奴がいた。
五月蝿いので無視していたが、しつこく気に障る事を言ってくる。
しばらくその状況が続いたその時だ。

俺は筆箱からカッターナイフを取り出し、刃を出しながら後ろのそいつを切り付けた。

アタマに来た。我慢も限界に達して、発作的にカッターに手が伸びた。

幸か不幸か、そのカッターナイフは刃が残り僅かで短くなっていたために、結局相手には届かなかった。

「あっぶねーな・・なんだよコイツ!」

そう言われた。
でも、その時の俺にはそれしか手段が無かったんだ。言葉で言っても通じたためしがない。なら手を出すしかなかった。

実はこの時期、俺の筆箱にはカッターナイフが3本入っていた。
いじめられて毎日辛くて、いつか死んでやろうと思っていた。それでカッターを持ち歩いていたんだけど、ある時自宅にあるカッターを全部集めてしまっておいた。何でそんなことしたんだろう。

多分、お守りじゃないけど精神的支柱が欲しかったんだろう。
武器を持つことで強くなったような気になって、自分を守ろうとしていたんだろうな。

とにかく、あの時刃が届いていたら間違いなく大騒ぎになって、もしかしたら新聞に載るような事態になっていたかもしれない。

追い詰められた人間は何をするか、自分でもわからないものなんだ。


カッターナイフの話には続きがある。

その事件からしばらく経ったある日。相変わらず筆箱にはカッターが入っていた。
日常茶飯事になっていたいじめ。その日も嫌なことをされた。
クラスメイトに言われたキツイ言葉で不安定になった俺は、カッターを取り出して手首に当てようとしていた。授業中の教室で。

少しの間、アタマが真っ白になって固まっていた。

「死んじゃダメだ!」

不意に声をかけられ、カッターを取り上げられて我に返る。
傍らには、数少ない友人Fがいた。

あの時手首を切っていたら、俺は登校拒否になっていたかもしれない。

俺を止めてくれたFという男。今でも付き合いがある。
伊豆旅行にも一緒に行った、緋者そーやというハンドルネームのヤツだ。

彼は、俺の親友だ。

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